版画のexpo
La friche(ラ・フリッシュ)で催されている展示会に行ってきました。
なんと、おなじ場所で3つの展示会が催されていて、一粒で三度おいしかったです。
1つ目の展示はLe dernier cri(ル・デルニエ・クリ)のアーティスト作品。
この建物の一階には、Le dernier criというイラストやCG画やシルクスクリーンやら版画やらでいろいろなアーティストの作品を印刷・出版している協会のアトリエがあります。
Le dernier cri のサイトはこちら、と、コチラ。
このアトリエの特徴は、作品内容がどれもエログロのものばかり。
しばらく見ていくうちに、私はちょっとげんなり・・・。
しかし、その中でも市場大介さんの作品(冊子)の絵には、ハッとさせられました。
ほかの作品は、どちらかと言えば画面から飛び出してきそうな勢い、視覚へのうるささ、というか騒音があるのに対し、彼の作品には、どっぷり自分の世界に浸かっていながらも、そういう自分も見ている「引き」の目線、冷静さが感じられます。
その結果、作品と見る者の間に、刑務所の面会のように透明な強化プラスチックの壁があるような、すぐ近くにある狂気。といった感じ。
しかし、緻密にひしめき合い、蠢く線たちが、強化プラスチックにあいた小さい穴から、壁のこちら側へ出て来るような怖さもあり、開いたページに目を奪われ、しばらく次のページにいけない迫力があります。

それから2つ目の展示。
Marc BRUNIER-MESTAS。
好き。
まったく個人の趣味ですが、こういうアーティストの作品は、とりあえず全部みたくなります。
削っている一本一本の線がきれいでかっこいいです。
動作の巧みさ、残す線のセンス、線のひきかた。
自分のスタイル、世界観を、ガーガー押し付けるのではなく、それらは控えめに、でも薄く漂う体臭のようにそこにある、というか。
文章にすると、矛盾してるかな。
んー。あんまり気張ってない、呼吸するように作品を作っているんじゃないかな。
そんな感じ。
画面構成は、大きい作品より10cm×10cmの正方形のシリーズの方が良いと思いました。
そして3つ目。
レジデンス(住み込みでアート作品をつくる)の終わりに、アーティストに提供される展示。
今回はLudovic LEVASSEUR(リュドヴィック・ルヴァッスール)。
んー。ルヴァッスール・・・(決してこうは発音しませんが、他に書きようがないですね。こういう時いつも軽く嘘ついてる気分になります)
行った日が、たまたま展示会のオープニングの日で、誰でも参加できる版画スペースがありました。と、いうことで、さっそく参加。
けっこう参加者の年齢層高。子供は一人だけ(11歳くらい)でした

経験者の方たちに手伝ってもらい、刷りました!
じゃじゃ〜ん!
左からPVC(プラスチック)版、第一刷、第三刷。

携帯の写真、画像限界です。はやくデジカメを買わんと。

第ニ刷と第四刷は、置いていってと言われたので、残してきました。
そうです。ここは、かの「おいてけアトリエ」だったのです・・・
いっぱい刷れて、ほくほくで帰路につく人に、柳の近くで「ぉぃてけ〜 おいてけ〜・・・」 キャーーー!
すみません。
楽しかったです。 ありがとうございました。
Ludovicは、とても気さくなひとで、ひょっとしたら6月にまたこういうアトリエするかも〜、とのことなので、興味のある方はぜひ本人のサイトをチェック!

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